木の下で永眠するのも悪くないかも

時代の移り変わりに従って、葬儀の在り方も近年では多岐にわたるようになりました。

その背景には少子化問題や核家族の割合が増えたということがありますが、結果的には亡くなった後の埋葬のされ方に選択肢ができたということに繋がっています。

その選択肢のひとつに樹林墓地というのがあります。

樹木葬と混同しがちですが、共通点として挙げられるのは、どちらも木の下に埋葬されるという点です。

異なるのは樹木葬はひとりに一本の木が与えられますが樹林墓地では一本の木の下に複数の人が眠ることになるということです。

家庭の事情や自分の信念として従来のお墓の在り方に疑問を抱いている人は、決して少なくはありません。

先祖代々の墓守りという問題から解放され、数少ない子供の負担を軽減するために、自分が亡くなった後には樹林墓地への埋葬を希望する人の数は右肩上がりに増えています。

終活という言葉が世の中に認知されつつある今、こういった永眠の仕方もありなのではないでしょうか。